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外資系セールスマンの備忘録

意識低い系外資系サラリーマンの海外旅行記やノマド術を紹介

変化についていけない創業者への違和感

オピニオン

どこの企業も一度はぶち当たるのが、創業者や同族経営者との内紛です。
最近では、大塚家具、大戸屋クックパッドが話題ですよね。
一番新しい事例では『出光』の創業者ですね。

昭和シェル石油と経営統合を企てている出光興産が、創業者の反対で動きが取れなくなっています。
本当に同族経営や創業メンバーの揉め事はつきません。これは経営権を巡る争いでよくあることです。
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日本に多い?宗教じみた縦社会の企業風土

出光は石油卸販売業として日本では大手の一角を占めてきましたが、業界では厳しい経営環境の中、経営統合が次々と進みました。出光の場合は創業家が独特の社風を維持したまま、長く非上場会社として君臨し、半ば、宗教じみた信念のもとで経営が行われていたといってもよいでしょう。
2006年の上場まで出光の七不思議と言われていたものがあります。
定年無し、首切りなし、出勤簿無し、労働組合無し、給与公示がない、社員が残業手当を受け取らない、給与は労働の対価ではない
http://agora-web.jp/archives/2020737.html

すごいですねぇ…。あの規模で労組もなかったとは。
定年なしの首切りなしってのは味方によればポジティブな事象ですが、
変化についていけない方が多ければ会社としてはマイナスでしかないでしょう。

もっとも今回の出光の問題は、時代の変化についていけない例ではないでしょうか。
「祖法」を守るだけで、それで上手くいくなら苦労はしません。

ビジネスの世界のスピードは急速に進んでいきます。
常に変革をしていないとついていけないでしょう。
「俺らはこうだったからこうしろ!」「言う通りに動け!」
なんて発言が年配の方から出る企業はオワコンです。
トップがよっぽど優秀なワンマン経営ならまだ頷けるのですが…。

世の中は常に動き続けている

出光が創業された当初はこのやり方でよかったのかもしれません。
会社が乱立されていた時期でしょうし、いまほど労働基準法なんかもうるさくなかったでしょうし。
しかし、経済が発展すれば世の中の仕組みも変わっていきます。

その時代のニーズにあわせて経営体制も変革していかねばなりません。

大塚家具の一件もそうでしたが、いつまでも過去の栄光にすがっていては発展しません。
この会社はTVを通じて親子ゲンカを繰り広げてしまったのでより一層社会のバッシングを浴びたんですが…。

若手の意見を聞けとは言いませんが、ある程度は新しい風や違った視点でものを見ることができる方を入れなければ混沌とした企業風土になってしまうでしょう。

一連の企業内紛争の事象から、同族経営や創業者のワンマン経営はこの時代受け入れられないということに気付くべきではないでしょうか?