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外資系セールスマンの備忘録

意識低い系外資系サラリーマンの海外旅行記やノマド術を紹介

大手企業に就職することのメリット・デメリットまとめ

雑記

日本においては新卒時の就職活動が最重要視されます。
新卒採用をあえて蹴るという選択肢をとる方がもいますが、
たいていの学生は就職活動をして就職するとおもいます。
転職市場においても新卒で働いていないと白い目を向けられてしまいます。

そんな文化からか大手志向の学生さんが非常に多いです。
私も周りに流され例に漏れず大手企業に勤めていました。

大手企業のメリット・デメリット

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今回は大手企業に勤めていた私が感じた大手企業のメリットとデメリットを
包み隠さず本音で述べてみたいと思います。
あくまで私の個人的な意見ですのでご了承ください。

大手企業で働くメリット

1, 中小に比べれば圧倒的に安定している

最近では、「大企業も危ないよ」と言われています。
実際に某大手電機メーカーの大規模なリストラ、事業閉鎖も出ていますが、
多くの中小企業に勤めるよりはリスクが低く安定しています。

また、どれだけ業績を上げようがミスをしようが、それほどお咎めはありませんね。

人それぞれもちろん差はありますが、基本的には年功序列、終身雇用です。
「いまはそんな時代じゃないぞ」という声をよく聞きますが社会構造はそれほど急激には変わりません。

大手企業の倒産がニュースでフォーカスされていますが、中小はその何倍も潰れています。

また、毎年給与がベースアップしたり、有休をとるように推奨してくれる会社も多いです。

JALの経営再建やSHARPの買収騒動などの対応を見ていても、大企業は圧倒的に有利ですね。
従業員はなにかしらの手法で守ってもらえますからね。
国有企業でなくても税金で救済措置がとられるわけです。国としても損害は避けたいという訳ですね。
当然ですが中小企業が潰れそうになって、助けてもらえることなんてほとんどないです。

2, 充実したボーナス

ボーナスは圧倒的に大企業が高いです。
中小のボーナスは大企業と比べると見劣りするところが多いですね。
「もらえるだけいいじゃないか」という意見が出るくらいです。

また、残業代の存在も大きいです。中小では残業代が出ない会社も多いです。
残業代を要求したら転勤させられたりいじめられたりもしますからね。法律的には完全にアウトです。

しかし、残業代をしっかり払っていると倒産の危機を迎えてしまう会社が多いのも事実です。
一般的なサラリーマンの年収の差は、ほとんと残業代とボーナスの差で決まるといっても過言はないでしょう。

3, 仕事ができなくても給与はしっかりもらえる

私が所属していた部署にもいましたが、「こいつ大丈夫か?」という社員でも
割とがっつりとした給与をもらうことができます。
ほとんどの大手企業では業績考慮のうえの給与ではなく、
ミスをしたら減給といったマイナス査定の給与体系が多いため、決まったことだけやる社員が多いです。

ずっとタバコ休憩している社員もいますね、かと思えば、休みの日にまで出社する社員も。
基本的に一部の社員ががむしゃらに頑張って利益をあげているだけです。
逆を言えば入ってしまえば安泰という見方ができますね。

4, 転職に有利になる。

大手企業にいると正直スキルはそんなに身につきません。
出来上がった仕事・マニュアルに対して従う力はつきますが。

しかし、日本は世間体を非常に重んじる社会ですので、
大手企業での就業歴があるだけで転職活動の際にはプラスに働きます。
もちろん、一般的に言われている何にもできない社員は、
転職活動の際に見抜かれてしまってアウトですが、稀な例ですね。

私も試しに転職サイトに登録したらバンバン連絡がきました。

大手企業で働くデメリット

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1, 専門的な仕事をすることも多く、潰しがきかない

大企業で働く場合、大きな組織の中の小さなコマになるわけです。
大きな研修所で専門的な教育を受け、業務にあたるわけですね。

ベンチャーや中小企業の場合は多角的に活動することが多いですが、
大手の場合は分業制をとっている会社がほとんどです。

転勤族でも窓際社員になろうともずっと同じ会社に居座るのならいいですが、
仮にリストラなんかに当たると潰しは聞かないです。
先ほど転職に便利と書きましたが、リストラされるような社員は対してアピールもないでしょうし、
現実的には転職先が限られてしまうでしょう。

大企業での就業経験がありといって新たに会社を起こす人も多いですが、
ノウハウをわかっているのは中小やベンチャーです。結構失敗例を聞きました。

2, 理不尽な転勤

大企業に勤めるのであれば覚悟しなければなりません。
サラリーマンの宿命の転勤ですね。私も経験しました。
「地元で家族の面倒をみてやってくれ」と言われたのですが、
寸前でまったく縁もゆかりもない土地に配属になりましたね。

家族ができ、マイホームを手に入れても問答無用に転勤になります。
社宅を転々とする方や、単身赴任する方など様々ですが、
子どもや奥さんの性格も考慮しなければなりませんよね。

引越し先で馴染めなくて夫婦関係に亀裂が入ったりという話も聞きます。

4, 個人が有能でも上司の手柄になる。

大企業では自ずと綺麗なピラミッドになるので、個人が頑張ってもそれが業績や収入に大きく反映されることは稀です。
堀江貴文さんも述べていましたが、社会主義国家といえるでしょう。

中小企業では個人の意見が通りやすいかというとそうでもないですが、
個人の裁量で任せられた場合はある程度のスピード感をもって仕事ができます。
大手では認可されるまでかなりの月日が必要な場合が多いですよ。

よく「俺が辞めたら会社が傾く」なんて思っている人もいますが、残念ながら何も変わりません。
マニュアル化されているので、従うものがいればなんとでもなってしまいます。

5, イエスマンになるしかない

大企業のメリットは「安定してある程度の収入があること」に尽きますが、
安定しているということは、大きくは儲からないということです。

福利厚生が整っていても使えるかどうかはわかりませんし、
家族と離れ離れでくらすことがいいことかどうかも分かりません。

安定志向というのは個人の性格によりますので、自分自身とよく相談したほうがいいですね。
私は周りに流され安定志向にはしり後悔しました。

一つ言えるのは、「大企業に入ったから勝ち」というのは20年前の考え方です。
ある程度個人で稼げる能力がないと厳しいですよ。

空気読みというものが求められるので、基本的にはイエス以外の返答はありません。
また、先輩からも「黙っているのが一番安全だよ」などという、
ロボットになれという指令を受けました。意味がわかりません。

まとめ

大企業が向いているかいないかは、その人の性格しだいですが、
新卒で入った会社で刺激のない毎日を過ごして鬱々としている方も多いです。

みんなストレスを抱えていなかったら新橋で遅くまで飲み明かしたりしませんよ。
学生さんはまだ大手しか知らないと思いますが、中小やベンチャーという選択も頭に入れておきましょう。

私も本当に恥ずかしいくらい大手に入って浮かれていましたが、
いろいろと動きたい人間ですのですぐに後悔しました。
自己分析とはよくいいますが、しっかり自分と向き合ってみましょう。

また転職希望の方はおはやめにどうぞ。
上記の通り専門的な仕事ばかりしていると潰しが利かなくなりますよ。



とりあえず転職サイトに登録して、求人を眺めてみるのも手かもしれませんよ。
おもわぬ会社に巡り会えたりすることもあります。

またベンチャーフリーランス志向のかたなんかは
堀江貴文さんの書籍がとても参考になりますよ。

多くの方が会社勤めになります、自分に向き合い将来を考えてみましょう。