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外資系セールスマンの備忘録

意識低い系外資系サラリーマンの海外旅行記やノマド術を紹介

海外移住や留学の際に住民票は抜くべきか?住民票は銀行とクレジットカードにも紐付いてきます。メリットとデメリットを見てみましょう

私もマレーシアへ行く前に迷ったことなのですが、
住民票を抜くか否かということです。

「住民税払わなくて済むから抜くべき!」
という声を多く聞きますが、はたしてメリットだけなのでしょうか?

住民票を抜くべきか残すべきか

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・住民税について

海外へ移住する際には、最低限年金、健康保険、住民票については自分で勉強をしないといけません。
「住みもしないのに余計な住民税を払いたくない」と、住民票を抜く人は多いですよね。
ちなみにですが、1月1日に住民票を抜いていれば、前年いくら稼いでいようと、その年は住民税を払わなくても大丈夫です。

住民税は前年の収入によって決まります。そのため、いくら会社を辞めてニートになったとしても、
前年に収入があれば住民税を払う義務があります。
居住地域や月収にもよって人それぞれ金額は変わりますが、毎月1.6~2万円ほど払うと思うので痛い出費です。

しかし!前年の12月31日までに海外移住するということで住民票を抜けば、この住民税を払う義務がなくなります

年間で22~26万ほどが浮いてくるでしょうか?これは大金ですよね。
住民税が発生しない対象は1年以上日本にいない人が対象で、一度でも1年以内に日本に帰国した場合、
この住民税を支払う義務が生じることになります。

国民健康保険について

海外へ就職で行かれた方は、会社が現地での保険を用意してくれると思います。(一部除き)
医療費を全額会社負担という太っ腹の会社も多いですね。
しかし、一時帰国したさいに歯医者に行ったり怪我や病気の際に保険を使いたい…、
など、国民保険を残している方もちらほら見受けられます。
ちなみに、住民票を抜いたら国民健康保険には加入できないのでそこは抑えておきましょう。

住民税と国民健康保険料を合わせたら結構な額になりますよね。
そこで、住民票を抜いた方におすすめの裏技があります。
日本へ一時帰国するさいには現地で海外旅行保険へ入りましょう!

イメージとして、我々が海外旅行へ行く際に保険に入りますよね?
あれの逆バージョンをやるだけですね。
海外旅行保険へ加入していれば、モノにもよりますが、全額還付されることが多いです。
あまりにもたくさんの病院へ行ってしまうと、保険ストップされるかもしれませんので、
この辺は自己責任でお願いしたいですが、基本的に問題ないようです。
現地で働いている方々はみなさんこの方法を取っていますね。

ちなみに海外ノマドワーカーや海外で起業した方は、しばらくの間ほとんど収入がない方が多いです。
無職無収入といったレベルでは、自治体によっては無料になります。自治体へ問い合わせてみましょう。

国民年金について

海外へ移住される方は、将来貰えるか分からない年金を払う必要がない!
と言っておられる方も結構います。本当に多かったですね。
しかし、国民年金が免除される可能性もあります。無収入の場合ですね。
免除されれば年金を納めなくても年金が貰える資格が与えられます。
国民健康保険同様に、起業した直後はまともに年収もないでしょうし、問い合わせてみましょう。

個人的には、将来数万円でももらえれば物価の安い国で生きて行くことも可能ですし、
日本人の心配性・溜め込む性分では色々考えるより払っておいたほうがいいと思います。
いまでは、クレジットカードから毎月引き落としてもらえますしね。
私は、クレジットカードで国民年金を引き落としてもらっています。

・証券口座について

一番の盲点はこちらでした。
住民票を抜いたら日本の証券口座を解約しなければなりません。
危ない危ない…。めちゃめちゃ積立てしてたので…。

住民票を抜いた状態で黙って海外から日本の株取引をしていても、証券会社は毎年、税務署に報告しますので、
その際に住民票がなければ口座強制解約や凍結となってしまいますのでご注意を!

・クレジットカードについて

海外に行けば必須アイテムになってくるクレジットカードですが、住民票を抜いても保持できます。
ただし、クレジットカードの有効期限が切れれば更新ができなくなってしまいます。
もちろん新規で発行なんかもできませんね。
住民票がないことをカード会社に知られてしまうと更新は厳しくなります。

・銀行口座

こちらは住民票を抜く前に作っておきましょう。
銀行口座は住民税を抜いても、そのまま持ち続けることが可能です。
海外にいながらネットで日本へ振込することも多いでしょう。
ネット銀行であれば手数料も低いものが多いのでおすすめです。
ただ、住民票を抜いてから口座開設はできない可能性もあるため、住民票を抜く前に口座開設することをおすすめします。

日本のメガバンクの使いづらさは以上ですので、
ネットバンクが一番使い勝手がいいと思いますよ。

住民票を抜くべきか否か?

・メリット

一番のメリットは住民税等を支払わなくていいことですね。
年間20万以上のお金がかわるのは大きいと思います。
国民年金国民健康保険も支払い義務がなくなります。

逆に住民票があれば国民保険を払わなければなりませんのでご注意を。

・デメリット

海外生活で必須なクレジットカードの有効期限が切れたさいに、
発行してもらえない可能性が高くなるということです。
また、証券口座はバレたら一発で凍結です。
保有株なんかを売っぱらっておく必要がありますね。

銀行口座の新規開設なんかもできませんので渡航前に開設しましょう。

まとめ

海外に何年も済む場合は、クレジットも現地で作れますし、住民票を抜いてしまえばいいと思いますが、
住民票抜くメリットってあんまりないのかな?と思い始めました。
もちろん収入的に支払えない場合は抜くしかないのですけど、
各種免除制度などもあるので、お得な道を選択しましょう!